子どもと一緒に箱根登山電車に乗車する場合の おすすめ車両・立ち寄りスポットなどを紹介します!
箱根の森のりす親子による『箱根登山電車』の詳しい内容・感想をレポートです。
※ 2019年以前の乗車記を記事にしています
※ 情報は記事更新日現在のものです。お出かけの際はホームページなどで最新情報をご確認ください。
箱根登山電車を紹介します!
『箱根登山電車』は、海に近い小田原から、”箱根の山の玄関口” である箱根湯本駅、そこから強羅駅まで山を駆け上りながら走る登山電車です。
若干ややこしいのですが、箱根登山電車は『小田原 ー 箱根湯本 ー 強羅』を運転していますが、いわゆる“登山電車”に乗車する区間は『箱根湯本 – 強羅』になります。
箱根湯本までは 各駅停車またはロマンスカーでアクセスすることになりますが、そこから先は必ず箱根湯本で乗換えになります。箱根湯本からは1時間に4本程度運行しています。
箱根湯本から強羅間まはで約35分、箱根湯本駅から強羅駅は高低差445mあり、80‰(1000分の80 = 12.5mあたり1mの高さをのぼる)の勾配をのぼる圧巻の登山電車です。
登山電車は、途中、出山鉄橋をわたり、またスイッチバックを繰り返しながら箱根の山の急勾配を登っていきます。
(上記画像は箱根登山電車による個人利用OKの無償提供写真を掲載しています。詳細はこちらのページ)
特に新緑やあじさい、紅葉の季節はおすすめです。
(上記画像は箱根登山電車による個人利用OKの無償提供写真を掲載しています。詳細はこちらのページ)
次に、子どもと一緒に箱根登山電車に乗る場合のおすすめ車両や注意点・観光情報などを紹介します!
子どもと一緒に箱根登山電車!おすすめ車両と注意点!
子どもと一緒に箱根登山電車に乗車する際のおすすめ車両と、注意点を記します。
車両は『アレグラ号』がおすすめ!
箱根登山電車はレトロ車両から最新型車両までそろっています。りす親子はいろんな車両に乗車したことがありますが、子どもにおすすめなのが最新のアレグラ号です。
その理由はいくつかありますが、まずは写真でもわかるとおり広いスペースがあるからです。特に広い車イス等スペースがあることが他の車両との大きな違いです。また大きな車窓からみえる景色に子どもは大喜び!
座席配置も広々しています。
ちなみに他の車両は座席配置が狭めです。また時期によっては往年のレトロ車両が走りますが、空調が効かない(=そもそも空調が付いていない)ものもありますので避けた方が無難です。
というわけでおすすめはアレグラ号一択です(アレグラ号の次に新しいベルニナ号も良いですが、アレグラ号と比べるとスペースは狭いです)。
アレグラ号の運転時刻は日によって変わりますが、運行頻度は高いので1〜2本後の電車にすればアレグラ号が来る可能性が高いです。
なお、箱根登山電車の車両一覧は【こちらのページ】をごらんください。
駅や周辺のバリアフリーも要チェック!
箱根登山電車の駅は100年以上前に作られたため、駅設備がバリアフリー化されていない場所があります。階段しかなかったり、お手洗いも昔ながらの小さいものだけという駅も。
そのため、特にベビーカーや車イスの場合は事前にチェックしておくことをおすすめします。
【箱根登山電車ホームページ】内にある『駅情報・時刻表』の欄に各駅のバリアフリー状況(スロープ・エレベータ・トイレなど)が詳しく載っていますので、参考ください。
また、駅周辺を観光する場合も歩道が狭かったり道が急な場所もあります。こちらも事前に観光情報をチェックしておくことをおすすめします。
ごく簡単にまとめたものを下記に記載します(詳細は箱根登山電車HPなどをごらんください)。
駅名 | 駅のバリアフリー状況 | 周辺観光スポットなど |
箱根湯本駅 | バリアフリー状況◎ | お土産店がそろう。箱根のなかでは比較的なだらかな坂道です。ただ歩道は観光客でにぎわうので歩きづらい場合もあります。空いている時間帯がおすすめ。 |
塔の沢駅 | ホームからは階段があります。ホームによっては長い階段になります。 | |
大平台駅 | 改札まではスロープあり。トイレなどはバリアフリーではありません。 | |
宮ノ下駅 | ホーム〜改札間に階段があります。バリアフリートイレがあります(ベビーベッドなし)。 | 宮の下の観光名所は富士屋ホテルなどがありますが、駅からは坂道や狭い歩道が続き歩きづらいです。 |
小涌谷駅 | ホーム〜改札間に階段があります。バリアフリートイレなし。 | |
彫刻の森駅 | スロープ有り。バリアフリートイレもあります(ベビーベッドはありません) | 彫刻の森美術館最寄駅です。駅から美術館へはアクセスもしやすいです。 |
強羅駅 | スロープ有り。バリアフリートイレ(ベビーベッド有り)があります | 強羅駅そばにお土産店がならびます。お土産店のならびを抜けると、急傾斜が続きます。 |
箱根登山電車をまとめてみました。どちらかといえば、箱根登山電車は観光の交通手段というよりは『乗ること自体を楽しむもの』という印象があります。
箱根登山電車で強羅駅に着いたら『箱根ケーブル』と続きます。箱根ケーブルについては【箱根ケーブルは子どもにおすすめ?詳しい感想とバリハフリーをまとめました!】の記事をごらんください。
おすすめ周辺観光
子どもと箱根!おすすめミュージアム・施設8選!
箱根に行くなら、子どもにやさしい設備や工夫がある場所がうれしい。
そんな、ママ目線でじっくり選んだ【子どもと箱根!実際に行って良かったおすすめ8選!】の記事も参考ください!
Ads by Google
コメントを残す