箱根はさまざまな乗りものがいっぱい!
箱根の森のりす親子による『箱根のりもの記』第2弾!『箱根ケーブル』の詳しい内容・感想をレポートです。
※ 前編『箱根登山電車』については【 子どもと箱根登山電車!おすすめ車両と詳しい感想! 】のページをご覧ください。
※ 2019年以前の乗車記を記事にしています
※ 情報は記事更新日現在のものです。お出かけの際はホームページなどで最新情報をご確認ください。
箱根ケーブルを紹介します!
前回は箱根登山鉄道『箱根湯本 ー 強羅』を紹介しました(記事はこちら)。
(上記画像は箱根登山電車による個人利用OKの無償提供写真を掲載しています。詳細はこちらのページ)
今回は、箱根登山電車の終着駅である強羅駅からつながる箱根ケーブルを紹介します。
箱根ケーブルカーは『強羅 – 早雲山』間を一気にかけ登るケーブルカーです。1921年関東で初めてのケーブルカーとして開業しました。
もともとは、強羅周辺の坂道の傾斜が強すぎたことから、周辺居住者の移動手段としてケーブルが開通したそうです。そのためか道路に並行してケーブルが走っていて、ちょっと不思議な感覚になります。写真でもわかるとおり、とにかく傾斜がすごいです。
車窓からの眺め。
次に、『箱根ケーブルは子どもとのお出かけにおすすめかどうか?』調査結果をレポートします。
箱根ケーブルは子どもとのお出かけにおすすめ?
『箱根ケーブルは子どもとのお出かけにおすすめかどうか』『何歳くらいがおすすめか』、感想を記したいと思います。また乗車の際の注意点を記します。
まず結論から。
結論から先に書くと、『箱根ケーブル』はどちらかといえば大人や大きなお子さん向けだと思います。お子さんの場合、比較的体力のある小学生くらいからの年齢のほうが良いとおもいます(個人的な感想ですのでご了承ください)。その理由をいくつか記載します。
【移動手段としてのケーブルカー】
理由はいくつかありますが、もともと移動手段として箱根ケーブルが開業した経緯もあるように、移動手段としての意味合いが強いです。そのため現在も、観光用として楽しむというよりは『移動手段』という感覚です。
「ただ移動のために乗車する」というのは、お子さんの年齢によっては疲れてしまうかもしれません。
【シーズンは混雑する】
これは箱根全体にいえることですが、箱根ケーブルも特に観光シーズンは混雑します。ケーブルカーや他の乗りもので移動疲れしやすいかもしれません。
【バリアフリーされていない箇所も多い】
箱根ケーブルカーは車両と主要駅である強羅駅・早雲山駅はバリアフリー化されていますが、その他の駅はバリアフリー化されておらず利用しずらいです。目的地によっては、階段が続く駅もあるので注意してください。
以上のような理由があるので、大きめの年齢のほうがより楽しめると思います。
次に箱根ケーブルカーのバリアフリ状況をまとめたものを紹介します。
箱根ケーブルカーのバリアフリー状況まとめ

【 車両と一部の駅はバリアフリー 】
箱根ケーブルは車両にバリアフリースペースがあり、強羅駅と早雲山駅はバリアフリー化されています。上の写真は強羅駅のホームですが、ホームは(階段ではなく)ケーブルにしては珍しいスロープ状になっています。
【 途中駅は要注意! 】
ただし、注意が必要なのが途中駅で乗降する場合です。箱根ケーブルの駅は100年前に作られたため、駅設備がバリアフリー化されていない場所があります。階段しかない駅も。そのため事前にチェックしておくことをおすすめします。
【箱根登山電車・箱根ケーブルカー ホームページ】内にある『駅情報・時刻表』の欄に各駅のバリアフリー状況(スロープ・エレベータ・トイレなど)が詳しく載っていますので、参考ください。
【 周辺観光も段差や傾斜が多い! 】
また、駅周辺や周辺施設を観光する場合も歩道が狭かったり道が急な場所もあります。こちらも事前に観光情報をチェックしておくことをおすすめします。
箱根ケーブルカー沿線のお出かけスポットは『強羅公園』がありますが、最寄駅の『公園下駅』『公園上駅』ともに段差・階段があるので注意が必要です。
ちなみに『強羅公園』そのものも階段だらけの公園です。体力のあるお兄ちゃんお姉ちゃんなら楽しめるかも!? 花々が大変美しいフォトジェニックな公園です。
強羅公園の詳細については【 強羅公園へ行ってきた詳細レポート! 】の記事をごらんください。
周辺観光スポット
子どもと箱根!おすすめミュージアム・施設8選!
さきほどの箱根ケーブルカーは比較的おおきなお兄ちゃんお姉ちゃん向けだと思いますが、【子どもと箱根!実際に行って良かったおすすめ8選!】では 小さなお子さんから楽しめる工夫がなされている場所も紹介しています。
Ads by Google
コメントを残す